2024年2月のブログ記事

  • 作用しながらより大きい力を生み出すためには?(16)

    第5回「科学の統一に関する国際会議」「科学の調和と絶対価値の探求」 1976年11月27日ワシントンDC 基調講演 Rev. Moon  【人間と宇宙万象の存在の原因】 ・このような点から見て、従来の進化論は再検討されなければなりません。進化しようとすれば、作用しなければならず、作用しようとすれば... 続きをみる

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  • ダークエネルギーと文先生のメッセージ(15)

    ② ダークエネルギー  宇宙は、ビッグバンの余韻で膨張し、時間が経つにつれて宇宙の膨張スピードは穏やかになると考えられていました。しかし、1998年、Ia型超新星の観測によって、宇宙は加速膨張していることが分かり、天文学、物理学に衝撃が走りました。宇宙の未来の考え方が大きく変わった瞬間であり、宇宙... 続きをみる

  • 「力」に関する文先生のメッセージ(14)

    【文先生のメッセージ】 ・科学者は、宇宙は力で形成されており、この力によって宇宙が発生したと言います。しかしそうではありません。電気は、先に力があって作用するのではなく、作用を通して電気が生じます。そして作用する前に、プラスとマイナス、すなわち主体と対象がなければなりません。作用は一人ではできない... 続きをみる

  • ダークマターと文先生のメッセージ(13)

    ① ダークマター  1980年代、銀河の構造と物質の量を計算したところ、銀河の構造を維持するための質量が全く不足し、星が散らばってしまうのです。即ち、銀河の形を維持するには、「見えない何か」が存在するのです。その正体の一つが「ダークマター」です。 これまでの研究で得られた知識を利用することで、ダー... 続きをみる

  • 未解明の力、ダークマター、ダークエネルギー(12)

    (8) 現代科学で未解明の力、ダークマター、ダークエネルギー  宇宙を構成している要素で、物質のエネルギーは5%、ダークマター27%、ダークエネルギー68%。物資以外のエネルギーは、いったい何なのでしょうか。 観測できなくて重力を持つダークマターや、宇宙を加速膨張させる正体不明の力、ダークエネルギ... 続きをみる

  • 初期宇宙から現在に至るまでの宇宙観測(11)

    (7) 初期宇宙から現在に至るまでの宇宙  現代科学によって究明、体系化された宇宙史を調べてみます。宇宙誕生直後の量子状態の初期宇宙から、現在の地球に至るまでのイメージです。 ・ 宇宙誕生直後、陽子、中性子、電子がバラバラで飛び交っている。 ・ 陽子と中性子が衝突し「重水素」や「ヘリュウム」等の原... 続きをみる

  • 不確定性原理と「ゆらぎ」(10)

    (5)「不確定性原理」とは  量子は、既に述べたように「粒子」と「波動」の2重の性質を持ちます。量子は、「位置」を正確に測ろうとするとその「速度」が正確に測れなくなり、「速度」を正確に測ろうとするとその「位置」が正確に測れなくなります。 つまり量子の世界は常に「ゆらぎ」に支配されていて、私たち人間... 続きをみる

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  • 「量子力学」の理論と解釈(9)

    (4)「量子力学」の理論と解釈 「量子力学」について、物理学者の間でも議論され、様々な理論・解釈が生まれました。そのいくつかを紹介します。(①~⑤) ① コペンハーゲン解釈 コペンハーゲン解釈とは、ボーアの研究所がコペンハーゲンにあったので、名付けられました。「量子は物質ではなく、波動性を持った重... 続きをみる

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  • 量子コヒーレンスと量子デコヒーレンス(8)

    ② 量子もつれ 「量子もつれ」とは、2つ以上の量子が互いに関係していることを指し 、 例えば、1つの粒子の状態を測定すると、それと関係のある別の粒子の状態も同時にわかるということです。 2つの量子が強力な相関関係にあり、片方の状態によって、もう片方の状態が同時に確定する、というものです。何千光年離... 続きをみる

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  • 量子の「二重スリット実験」と「量子もつれ」、 波動関数の収縮「デコヒーレンス」 (7)

    (3) 量子の「二重スリット実験」と「量子もつれ」、 波動関数の収縮「デコヒーレンス」 ①「二重スリット実験」          「二重スリット実験」は、世界で最も美しい10の科学実験(2022年フィジックスワールド読者投票)と言われています。量子は「粒子」と「波動」の二重性を持ち、量子のふるまい... 続きをみる

  • マクロとミクロのスケール(6)

    (2) 量子力学について  量子力学は、『原子>原子核>陽子>素粒子』と、原子のさらに奥側、ひいては物質の根源を科学的に解明しようとする分野です。即ち、見えない世界を科学する学問です。  量子力学が登場する20世紀以前は、日常的に目撃する事柄は、全てニュートン力学によって証明されている時代でした。... 続きをみる

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  • 自然界の階層構造と物理法則(5)

    宇宙には様々な現象があります。超新星爆発、恒星の核融合、超電導などなどです。 人類はこれらほぼすべての現象をたった2つの理論で表すことに成功しました。その理論が、一般相対性論と量子論です。 宇宙を幾何学上の舞台だと記述する一般相対性論を使えば、重力や宇宙のエネルギー電磁気学的現象、力学的現象を説明... 続きをみる

  • 科学が探し求めてきた外的真理(4)

    2 科学が探し求めてきた外的真理 (1) 科学について  科学には「最狭義」から「最広義」の意味があり、様々な捉え方がありあります。  (ウィキペディア) ・「最狭義」自然科学・理学。 ・「狭義」実験や観測、または科学的・自然科学的方法に基づく定量的研究。その成果。 ・「広義」自然科学、社会科学、... 続きをみる

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  • 「宗教と科学を統一する新しい真理」(3)目次と構成

    【目次】 一.「宗教と科学を統一する新しい真理」とは、どのようなもの        なのでしょう。 1.宗教と科学について 2 「新しい真理」にある「一つの課題」とは、いったい何なの             か? 二.宗教が探し求めてきた内的真理と科学が探し求めてきた外的 真理 1.宗教が探し求め... 続きをみる

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  • 宗教と科学を統一する新しい真理(2)

    二.宗教が探し求めてきた内的真理と科学が探し求めてきた外的真理 1.宗教が探し求めてきた内的真理 世界的宗教のキリスト教経典「聖書」を例題として、内的真理を探究します。 創世記第1章に、神様が、1日目、2日目・・・と被造世界をつくられていく様子を、第3者が見ている立場で書かれています。 第3者が見... 続きをみる

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  • 宗教と科学を統一する新しい真理(1)

    一.「宗教と科学を統一する新しい真理」とは、どのようなものなのでしょう。 1 宗教と科学について ウイキペディアに、以下のように記されています。 (1) 相補的なものであり、 (2) 相容れない関係にあり、 (3) 仲睦まじい関係にある。  また、超宗教・超国家的活動をとおして世界平和を追求してこ... 続きをみる

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