宗教と科学を統一する新しい真理(2)


二.宗教が探し求めてきた内的真理と科学が探し求めてきた外的真理


1.宗教が探し求めてきた内的真理
世界的宗教のキリスト教経典「聖書」を例題として、内的真理を探究します。


創世記第1章に、神様が、1日目、2日目・・・と被造世界をつくられていく様子を、第3者が見ている立場で書かれています。
第3者が見ているのですから、神様も被造世界をつくるにあたって、見ていることがわかります。


1日目 神は天と地をつくられた。神は光つくり、昼と夜がつくられた。
2日目 神は空(天)をつくられた。
3日目 神は大地を作り、海が生まれ、地に植物をはえさせられた。
4日目 神は太陽と月と星をつくられた。
5日目 神は魚と鳥をつくられた。
6日目 神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくられた。


それに類することが書かれている宗教教典の一列を挙げます。


(1)「神はご自分にかたどって人を創造された」と【聖書】に記されている。


(2)【統一思想】にある「相似の法則」は、神様と人間の関係を明記している。
 ・【統一原理】によれば、人間は神に似せて造られ、万物は人間に似せて造られました。 神は宇宙の創造に先立って、心の中 で、まず神に似せて人間の姿を描いたとあります。そして次に、その人間の像を標本として、それに似せて万物を一つ一つ創 造されこれを「相似の創造」といい、このような創造の法則を「相似の法則」といいます。
 ・人間にも新しい物を作る能力、即ち創造性があり、これは「相似の法則」に従って, 神の創造性が人間に与えられたものです。
 ・人間は元来、「相似の法則」によって造られたので、人間の創造性は神の創造性に完全に似るように、すなわち神の創造性を引き継ぐようになっていました。
 ・堕落によって人間の創造性は神の創造性に不完全に似るようになりました。


(3)【真言宗」 お大師さんはいつも寄り添い、見守っていて下さる。


(4) 文鮮明先生教示のメッセージから


・「神様が笑うでしょうか、笑わないでしょうか。神様が笑うのを見ましたか。神様も目があるでしょうか、鼻があるでしょうか、口があるでしょうか、耳があるでしょうか、体があるでしょうか。既成教会の信者たちをよく見てみると、でたらめです。神様に目があるのか、という事も知りません。目を本当に見たかと言えば、知らないのです。神様は誰に似ましたか。誰に似たのでしょうか。」【天聖教宇宙の根本】


・「神様は私たちの一挙手一投足を燃える炎の目で見守っていらっしゃる」【天一国天聖教】


以上、宗教の「聖書」や「統一思想・原理」から、「一つの課題」のことを、『神様は被造世界を見ている』という文言にすることができると考えます。



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