宗教と科学を統一する新しい真理(1)

一.「宗教と科学を統一する新しい真理」とは、どのようなものなのでしょう。


1 宗教と科学について


ウイキペディアに、以下のように記されています。
(1) 相補的なものであり、
(2) 相容れない関係にあり、
(3) 仲睦まじい関係にある。 


また、超宗教・超国家的活動をとおして世界平和を追求してこられた、文鮮明先生教示の原理講論には、
『「新しい真理」は、宗教が探し求めてきた内的真理と科学が探し求めてきた外的真理とを、統一された「一つの課題」として解決し、それによってすべての人々が、内外両面の無知を完全に克服し、内外両面の知に至ることができるようなものでなければならない。』


 『人間の霊肉両面の無知を打開するための宗教と科学とが、「一つの課題」として解決されなかったために、歴史の動向が三分されて発展してきたということを説明した。したがって、このように、三つの部面に分かれて発展してきた歴史が、一つの理想を実現する焦点に向かって帰結されるためには、宗教と科学とを、完全に統一された「一つの課題」として解決し得る「新しい真理」が現れなければならない。』と記されています。


2 「新しい真理」にある「一つの課題」とは、いったい何なのか?


 では、上記の文脈にある統一された「一つの課題」とは何なのでしょうか。文脈には、明確な記載がされていません。


 代案は、「一つの課題」を、『神様は被造世界を見ている』という文言にすることで、「すべての人々が内外両面の無知を完全に克服し、内外両面の知に至ることができるようなもの」は何であるのか考察します。

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