第一原因(サムシンググレート)が観測する(20)

③ 第一原因(サムシンググレート)が観測する
 観測者(人間)が存在しない初期の宇宙から、銀河系、太陽系、地球の形成を経て、人類の誕生までに至ったのでしょうか? 物理学では、ダークマターが銀河系を引き寄せる力となったと論ずる研究者もいます。


 「ゴッディズム解釈」とは、第一原因(サムシンググレート)が、初期宇宙を観測し、量子(光)が粒子化され、目的性と方向性を持って、現在の宇宙を形成し、人間の誕生にまで至ったとする解釈です。即ち、人間創造の目的があったとする理論です。この理論の証明は、【原理講論 創造原理】に記されています。


 初期宇宙から現在に至るまでの宇宙は、観測者である人間が存在しなかった時間がほとんどです。では、いったい何が観測していたのでしょうか。実験物理学では、観測とは「物質(環境)との相互作用」とされています。    
 しかし、ここで、物質でもない人間でもない何か偉大な存在「サムシンググレート」が観測していると仮定し、デコヒーレンスが起こるという理論は、整合性のある解釈の一つとして、提案できると考えます。
 神様が見ている人間の姿は量子のようで、まるで人間が量子を見ているような存在として観測しているという解釈です。
ここで、第一原因(サムシンググレート)の視点から論じる「量子力学」の解釈を、「ゴッディズム解釈」とします。「ゴッディズム解釈」に関しては、後述の『量子論の新しい解釈「ゴッディズム解釈」』で説明致します。



神様が見ている人間の姿と人間が量子を見ている姿




量子力学」を「ゴッディズム解釈」とする理論をとおして、「観測者」の問題が解決し、科学が探し求めてきた外的真理である『神様は被造世界を見ている』ということが成立します。

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