多様な宗教が声を一つにして克服しなければならない
今まで文総裁の反共姿勢は、専らこのような憂いを解消する為のものでしたが、このような活動の故に却って右翼という烙印を押されるようになりました。
しかし、これは全く事実と違います。文総裁は政治的な方ではありません。万民の霊的な福祉と未来を心配される方です。統 一運動を詳しく見てみると、一般的に「左翼」が追求する理想と共通する事柄が多いことが分かりますが、それにも関わらず文総裁は、物質主義と神を否定する思想に対する哲学的抗争において、僅かの妥協もされませんでした。
文総裁とその追従者たちの第三にして最後の事業は、青少年の純潔、結婚における貞節、そして祖父母と父母、子女を通じた世代間の愛と尊重を擁護する仕事です。

このような事業は、神の愛に根差して今まで強力かつ献身的に追求してきたものであって、社会の安全と団結を追求する社会学の範疇に由来したものでは決してありません。神は愛であられ、その愛は家庭の中で具現される四大心情圏で直接人間に与えられるという神学的信念から始まります。このような四大心情圏の蹂躪は、神と人間全てに貴重なものと見なされる真の愛の構造を解体するものです。
文総裁はご自身の宗教団体を設立する以前にも、既に宗教間の対話と和解の為のプログラムを設立されました。1954年には超教派キリスト教運動を展開されました。
文総裁は1972年に米国の地を踏まれ、キリスト教のみならず全ての宗教との対話を包括すべく、このような運動を拡大されました。
その第一のプロジェクトとして、1975年に統一神学大学院(Unification TheologicalSeminary)を設立され、その後も各種団体とプロジェクトを設立されました。その分野に見識の深い関係者たちに、文総裁が25年間にわたって宗教間の対話の為にどれほど多くの人的・物的資源を投入されたか尋ねてみて下さい。
このような活動を通じて、過去 25 年間にわたり既存の宗教の威信を効果的に変化させたことを確信しています。今世紀が終わるこの時点において、ようやく宗教間の協力の必要性は誰もが当然と見なすところとなりましたが、1970 年中葉にこのような活動を始めた時には誰もそのように考えた人はいませんでした。
宗教間の協力それ自体だけでも良いことだと言えますが、文総裁はそれを最後の目的とは見ていません。文総裁の考えは、世俗的・肉的制度だけが国内外リーダーシップの基礎を構成するという極端で既成化された考えを、多様な宗教が声を一つにして克服しなければならないというものです。人間の霊的な欲求が度外視された状態で、人間の福祉と繁栄を成功裏に進めることはできないというのが文総裁の考えです。

文総裁は最近、宗教間で協力することがより望ましいという考えを樹立することに、ある程度寄与された土台の上で、人間の生を向上させる為のアイデアとして、世界平和超宗教超国家連(IIFWP)を提唱されました。
同連合は、今年2月に韓国ソウルで創設されました。世界平和超宗教超国家連合は、世界平和宗教連合や関連団体が行ってきたように、精密かつ慎重な手順を経て、多くの助言を受けながら、政治的・世俗的指導者と霊的な宗教指導者との間の協力を図ることに力を注いでいます。
同連合はまた、1999年7月29日から8月1日まで、米国の首都ワシントンD.C.で最初の世界的行事を開催し、51ヵ国を代表する政府・宗教・学界の指導者たちが和合されたリーダーシップと協力の道を模索する為に集まりました。
個人が霊肉の統一された実体となる為に努力するように、家庭や氏族もこのような統一された実体となる為に努力しなければなりません。
統一思想は、全世界の人類は霊的及び肉的な要求と欲望を持った存在として平和に過ごさなければならないという観点を紹介しています。IIFWP は、平和を追求する為に国連が提示する国際関係の為の規定に霊的かつ宗教的な項目を含める手順に、特別な関心を置いています。
IIFWPの会員は、国連がその憲章で提示した崇高な理念を実行するにおいて、より一層の成功を収める為には、国連の審議過程の中心に調和的な複数の宗教の影響力を受け容れることが唯一の希望となると見ています。
皆様がユダヤ人であることに感謝しています。皆様がイスラム教徒であることに感謝しています。数百年、数千年にわたり神を愛してくださった皆様に感謝申し上げます。神の三大心情的痛みを解消する為の文総裁のご苦労に皆様が共感され、皆様の考えの中で最も相応しい方法で支援して下さることを真心からお願いします。また宗教間の協力を増進する為の私たちの努力に対し継続して支援して下さることをお願いします。
新たに創設されたIIFWPの理念からインスピレーションを得られますように願っています。この新しい団体で、皆様の高見と知恵を速やかに分かち合って下さい!
全ての現実が神の愛と慈悲の圏内にあるということを理解する為に哲学的・思想的な問題点を解決しようとする私たちの団体は、皆様の援助を待っています。
婚前純潔の価値と生きた神の永遠で持続的な愛、そして祝福家庭の実現を若者たちに効果的に教育しようとする文総裁の中心的な使役に対する皆様の同参を懇切にお願い致します。