神様の心情の世界を連結させることのできる宗教(26)


神様の心情の世界を連結させることのできる宗教があるとすれば、それは神様が最もかわいそうだということを詳しく教えてくれる宗教であると言うことができます。神様は善くて、素晴らしいというだけではありません。悔しい神様、憤りと恨に満ちた神様です。これを詳しく教えてくれる宗教が現れなければなりません。そうしてこそ孝子となることができるのです。【天聖教 真のお父様が見た神様】


文鮮明先生の祈祷 古希記念文集🈪 祈祷145 お父様の心情の同伴者とならせてください
 お父様、今日、お父様の心情の圏で私たちの体が動じ、心が動じ、全ての考えが相似るように許諾してください。お父様の心情は、無限なる愛の心情であることを私たちは知りました。


 限りなく悲しまれたお父様、限りなく苦労されたお父様、今も限りなく気遣われるお父様!そのお父様が創造主であられ、そのお父様が全万象の主人公であられることを分かるようにしてくださり、お父様がお受けになる限りない悲しみが、私たちの胸に染みとおるようにして下さり、限りない悔しさと無念さが私たちの心中に流れ込むようにしてください。
 これを体恤した者、身の置き所を知らないため、自分の考えを支えることのできない悲しみに浸るようにして下さり、その心を収拾する事ができず、天地の区別もつかないまま痛哭する息子・娘となるようにして下さい。


 6000年も悲しみの祭壇が続きましたのは、先祖たちの過ちがあるためであるのを知るものでございますが、今日、私たちがまたも責任を果たせず、悲しみを後代に残すのではないかと心配でございます。今日、私たちは、私たち一代で悲運の歴史をふさぎ、天の心情をここから収拾して、新しい喜びの心情に変えるべき責任が私たちにあるということを知りませんでしたので、この時間頭を下げた私たち、お父様の心情の同伴者となるよう許諾して下さい。


             




 人間の形を持った人はたくさんおります。ところが、地上に何が無くて天が悲しまれるのかと言いますなら、あなたと心情が通ずることができ、あなたの愛を慕うことができる息子・娘がいないためであるということを私たちは知りましたので、この体と心を全て捧げ、その心情の前に不足が無いと言うことのできる、認定を受ける息子・娘たちとなるよう許諾してくださいますことを、お父様、懇切にお願い申し上げます。
 私たちは、天がどのような物質を下さることも願っておりませんし、恩恵を下さることも願っておりません。
それよりも、恩恵を下さった後に悦楽しようとなさるお父様のその内情を私たちが知るよう許諾してください。そうして、悲しまれたお父様を「お父様」と呼ぶことができ、苦痛のお父様を慰労することのできる息子となり、娘となることを願うものでございます。


 これを目標として、私たちは険しい道も意に介さず、追われる道も意に介さず、迫害と嘲笑の矢がこの一身に襲ってくるとしましても、お父様に向けた一片丹心の心情だけを持たなければなりませんし、このすべてのものを忘れてしまい、天に向かってより近づいていくことができ、それを内的な忠告をもって消化することができる息子・娘たちとなれるよう、許諾してくださいますことを懇切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン(1960年2月7日)

×

非ログインユーザーとして返信する