㉘ 「家庭連合のピストスとアレセイア」考察編

 クリスチャンの方が語る「ピストス」「アレセイア」から、家庭連合の「統一原理」「独生女版統一思想」について考察しました。


「ピストス」 「信者」又は「信じる人」を意味するギリシャ語
「アレセイア」 聖書で「真理」を意味するギリシャ語


【Sさん】クリスチャン
 「多くの人に共感されるものが真実だと言うが、この場合の真実はピストスであろう。「信仰、信頼」と訳される。
 ドイツ人はこぞってヒトラーに共感、真実信頼ピストスした。しかし「真理真実」と訳されるアレセイアヒトラーには無かった。
 多くの人が共感する「信仰信頼する」ピストスと、アレセイアの「真理」は違う。


 私達は「真理を追って、真理を信頼ピストス」せねばならない。そうすれば「真理は自由を獲得させる」のである。
 不真理は不自由を獲得させる、悲惨を獲得させます。


【Bさん】クリスチャン
 哲学とは言説による何らかの理屈づけである。それが多くの人たちに受け入れられた時、それが真実となる。真実があって発見されるというよりは、むしろ何かしらの形で共有できたものが真実であると言える。真実は構成され、共有されるものであると言えまいか。


【Sさん】クリスチャン
 その人の真理。その真理は自由を獲得させるか?、それとも混迷混乱をもたらすのか?。
混迷混乱状態が精神病かも知れない。
 その人の真理理解が健全に修正されるなら、精神病は止む。「真理は自由を獲得させる」


        



【私】
統一原理(原理講論総序)に記されている「アレセイア」


 「その新しい真理は、いかなる使命を果たさなければならないのであろうか。この真理はまず、既に論じたように、宗教が探し求めてきた内的真理と科学が探し求めてきた外的真理とを、統一された一つの課題として解決し、それによってすべての人々が、内外両面の無知を完全に克服し、内外両面の知に至ることができるようなものでなければならない」。

主体が対象に授ける情的な力を愛といい、

対象が主体に与える情的な力を美という。


独生女版統一思想
父母聖会=家庭連合=旧統一教会の「ピストス」


 人間始祖の堕落によってこのような天の父母様の創造理想実現は延長され、「天の父母」の立場ではなく、神様の男性格である「天の父」の立場を中心とした、男性中心の歴史が展開されたのです。
 西洋文明の根幹を形づくったへレニズムとヘブライズムも、みな総じて男性を中心とした歴史を綴ってきました。したがって、神様の女性格である「天の母」の立場は隠され、神様は「天の父母様」になることができなかったのです。
 西洋社会で起こったフェミニスト運動が、男性による支配に対抗する単なる革命運動になってしまったのも、このような西洋における神様の存在論的な立場と関係があります。ーーー(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』p.4より)


【私】
統一原理(創造原理)神の定義「アレセイア」


 被造世界が創造される前には、神は性相的な男性格主体としてのみおられたので、形状的な女性格対象として、被造世界を創造せざるを得なかったのである。
 コリント・一一章7節に、「男は、神のかたちであり栄光である」と記録されている聖句は、正にこのような原理を立証しているのである。このように、神は性相的な男性格主体であられるので、我々は神を父と呼んで、その格位を表示するのである
 上述した内容を要約すれば、神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給うという事実を知ることができる。


易学の太極の中和的主体


 易学は単に陰陽を中心として存在界を観察することによって、それらが、すべて性相と形状とを備えているという事実を知らなかったので、太極が陰陽の中和的主体であることだけを明らかにするにとどまり、それが本来、本性相と本形状とによる二性性相の中和的主体であることを、明白にすることはできなかった。したがって、その太極が人格的な神であるという事実に関しては知ることができなかったのである。



天聖教「宇宙の根本」より


・「原理」の総論は、神様に対してどのように表現しましたか。神様は、二性性相の中和的主体であると同時に愛的主体です。
「愛」というこの言葉も入れなければなりません。それを必ず入れなければなりません。


・神様は愛の主体です。「原理」を見れば、神様が二性性相の中和的存在だというでしょう。中和的立場で愛を中心とした統一的存在だという話はまだしていなかったのです。そこに、愛を中心として統一的存在だということを添付しなければなりません。


・『原理講論』に「真の愛の起源」という言葉を入れなければなりません。「真の愛の起源が神様だ」という言葉を入れなければならないというのです。『原理講論』を修正することができる主人公は私しかいません。それを知っていますか。



神様ついて考察しました。(私的見解含)
・  ハナニム(神様)は「ハナ」=「1」お一人の神様。
・  父性愛と母性愛を持つ主体格の神様
・ 二性性相の中和的存在である神様。
・二性性相の神様だとしても必ず愛の対象が必要な神様。
上から見れば男性に見え、下から見れば女性に見える神様。
・宇宙の存在が主体と対象であり、この世界は愛の主体が神様。
・ 被造世界に対しては,男性格主体の神様。
・「夜の神様」ビッグバン以前の父なる愛の神様。

・「昼の神様」ビッグバン以降の母なる愛の大地の神様。
・「愛の統一的存在」の神様。
「天の父」なる神様、「大地の母」なる神

「天地父母様」なる神様。
「天の父母なる神様」は1元論、「天の父母」は2元論。
・「天の父母様」と祈ると、2元論の神様。
・「縦的真の父母」はお一人の神様。
・「横的真の父母」は人間の夫婦。
「天宙天地人」家庭を一つの愛の球体とする神様。
・ 二性の中和的存在の中心の愛で生きてきた神様。
・ 二性性相の神様であると同時に、二性性相の中和的主体とし
 て存在するその主体の本質が絶対的愛の神様。
「天の父母なる神様」は原理講論に記載されている神様。



皆様のお考え、ご意見を伺いたく思っています。

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