国家や宗教、組織のカリスマを支持する人々
ヒットラー、ナポレオン、民主主義の選挙で選ばれた当時の指導者たちはカリスマでした。イエス様も、モハメッド様も、信長、秀吉、家康も、そして戦時下の天皇陛下もカリスマだったのかもしれません。
宗教団体も、教祖がカリスマになって神格化されます。
以下の発信をTさんから頂き、カリスマ組織の欠点が理解できました。また、利点の発信も伺いたく思います。
下の末尾の文脈(赤文字)をとおして
家庭連合の祝福結婚候補者(純潔)の男女比の現状が、1:10 に近い状況と伺いました。純潔女性候補者にとって、非常に狭い門であり、男性候補者が増えるよう、早急の対策が願われます。
このままだと、何代も続かずに絶滅する危機にあると言われています。
【Tさん】
私は最高の真理を悟ったと言い切り、癒しや奇跡を起こす強カなカリスマ性を持った人が現れると、人が集まり宗教教団ができます。
自分に最高神がついている、最終解脱している、超能力霊能力があると公言する人物に、不安を抱えた人達は惹きつけられます。
自尊心や自信形成に失敗した人々は、自我防衛し、あるがままの自分から離れて現実と向き合う事を逃避、信者は心中に理想化された全能の教師像をカリスマ投影します。
カリスマ集団が問題を起こすのは、信じやすい人が集まって、カリスマ権威にすがるからです。信者は自分内面の欠落感を投影してカリスマを「完璧究極の導師」と見て、
「あなたは神によって偉大な使命を与えられた特別な存在だ」と選民意識が植え付けられ、カリスマ導師と居る自分も偉大だと成るのです。
自我肥大と誇大妄想で、信者はカリスマ組織に服従奉仕し、
献身忠誠過度の依存となって現れます。多くの信者が集まると、秩序を求めて古株の取り巻きが幹部となり、人々を管理するようになります。
組織の上位を、自己顕示性が肥大した教祖や幹部が占めると、集団は支配服従の構造になり、教祖は神格化され、信者は自発的に盲目服従、無理強いを認容し、組織は意志をもった生き物のように活動するようになります。
集団を構成しているメンバーの内面の分離が強いと、光と闇、サタンと神の二元対立に走ります。組織に反対する者が現れると「神に与えられた使命を追害するサタンである」とレッテルを貼ります。
光と闇・サタンと神の戦いを唱える集団は、分離が強いので気をつけたほうがいいです。光の救世主が現れて、闇の勢力を滅ぼして神のユートピアが誕生する話は、時代を超えて普遍的にあり。
絶望的な状況に陥ると自我は、ストーリーの中に入って安心し、社会に対する非難や攻撃をするようになり、内側の欠落感や空虚を、覆い隠して正当化しようとしているモノが起こります。
連帯意識や無私の奉仕が自己逃避の手段になり、集団エゴの力学が強くなり、ユートピア社会の建設のためにと、自分を犠牲にして集団服従が強制されます。
自覚していないと、私達のマインドは、機械的に刺激に反応して行動してしまいます。無意識の領域に、外から教育が埋め込まれると、硬直したマインドはロボットとなり、プログラムの行動をします。
思想、宗教、人種に関係なく、自我の仕組みは共通しています。「私とグループが世界を変える」という衝動は、「私」に力点が置かれています。
カルトが問題を起こしやすいのは、社会の無知で哀れな人達を救えるのは、正しい自分達とする自我の退行が起きるからです。
組織に強烈な同調圧力があると、誰も拒絶できなくなり、カリスマだけが絶対権威を持ち組織を支配、カリスマ支配層と信者に、被害妄想が起こると排他性が強くなって社会対立し、集団自殺に走る結果に陥ります。
自我は劣等感や無力感を解消しようと行動表現します。グルグループは、教祖の妄想に同調しているので、社会的な問題を起こしやすい。
精神的/霊的成長の完成がスローガンだけで終わってしまい、実際は自我の欲望を満足させるだけでエゴが肥大化しまうことは多々あります。
立派な人格者の顔をした仮面の裏にはシャドーが潜んでいます。
ヒーラーやチャネラーも同じことです。
西洋に渡った東洋のグルが、女性問題や物質文明に溺れる話は沢山でてきます。
育った環境で満たされなかった事を満たそうとするのは、ヨガのグルにかぎらず普通の人間に見られる当たり前のことです。
無意識の領域に溜め込んだ欲求に、無自覚でいると、抑圧したエネルギーを、外の世界で行動表現してしまいます。
内面で起きている問題を、自覚しないまま外の世界で表現しても、内面の問題は解決しません。
そうして育った環境で、満たされなかった欲求を満たそうとして、エスカレートしていきます。
こうして、万能感を得ようとして支配的になり、教祖やグルとしてふるまい、金銭や教団を大きくすることに執着してカルト化することがおきてしまいます。
このような教祖に集まる信者には、似たような無意識の構造があります。
そして信者が、教祖を甘やかし、教団を形成していきます。
教祖も信者に依存していきます。
それがカルト化する危険性は、いつでもあります。
自然界のスピードと規模をはるかにこえて、生物の絶滅を起こしている人間社会こそ危険な巨大なカルト集団でしょう。
自己中心的に行動してしまうカルトは、周りの環境と軋轢が生じてしまうので崩壊してしまう運命にあります。
