中学生でもわかる、20人の有名な哲学者
中学生でもわかる、20人の有名な哲学者
ソクラテス、デカルト、ヒューム、カント、ヘーゲル、
キルケゴール、サルトル、レヴィストローク、デューイ、
ジャックデリタ、レヴィナス、釈迦、プラトン、
アリストテレス、ルソー、アダムスミス、マルクス、
イエスキリスト、ニーチェ、20人目〇〇〇
【哲学は人生観を変える】有名な哲学者20人の言いたかったことを世界一分かりやすく解説!
文先生のメッセージ【み旨と世界】1983年5月13日
信仰の三子女と本然の家庭基盤 ◆宗教生活の本質

「宗教なんかもう入りたくない。あの団体なんかもう入りたくない」と、皆さんは人々から言われないようにしなさい。自分一人で、ちゃんと祈る時間を設けて、整備して、元に返す訓練が心要だよ。分りました? なぜかというと、我々が堕落したということは間違いない。理論からいっても、宗教上から見ても絶対に間違いないからである。
ヘーゲル弁証法は間違っている。ヘーゲルは弁証法における「闘争」という観念をどこから引き出してきたのか。人間の心の中に深く入ってみれば、良心と肉心は闘っている。そこで闘争観念が元々からあるというように考えられてきたのである。
だから、神が創造した世界そのものに闘争があると曲解されてきた。それは堕落観念が分からなかったからで、根本的問題である。
人間の本心を深く探ってみれば、人間は相反する二つの性質でもって対立しているというように考えられてきた。ですから、そういう二つの要素が組み合わされた人間の、良心的な基準と肉心的な基準に対応しながら、歴史が発展してきたという観念がすぐ生まれるのです。
それゆえ、ヘーゲルにおいては「堕落観念」を生み出すことができなかった。これは、根本的問題である。堕落した結果としての人間自体を分析してみれぱ、相反する二大性質で結合している。それが、そもそも神の創造の原則だと思うから、宇宙はそうなったとする根本的原論を立てるようになった。
そういうふうに考えてみた場合、今の共産主義思想は現在のすべての事象を弁証法理論による歴史的発展の中で主張する。現実の一切を上部構造と下部構造に分立させ、論争、対決の相対圏を立たせて解決し、発展させようという戦闘的な理論を引き出している。発展するには、以前のものを破壊しなくてはならないという理論が必要になってくる。
そもそも、ヘーゲルの弁証法は、その基準を堕落しなかった人間の立場から考えた。しかし、事実はそうではない。堕落した人間であったから、良心と肉心の対立、闘争が始まったのである。もともと、人間の中には矛盾した性質はなかった。
そういう面から見た場合に、我々は、本源の基準に一致する現実的な運動というものが絶対必要である。
ヘーゲルは、「生活の場」が矛盾をはらんでいると見た。それが平常なものであって、宗教は異常なものだと思うようになったのである。そうではありません。ヘーゲルの考えは間違っている。堕落した結果の人間を中心として、堕落前の本然の人間の出発基準において考えた点が間違っていたのである。
我々がここで強調しなければならないことは、堕落観念を早く宣布することである。我々人間自体の中で、良心と肉心とが相争って闘っている。その二つの力の拡大が、世界の分立体として、民主主義世界と共産主義世界、唯心、唯物の世界として現れている。その結実として収穫期に向かって進んでいるのが、末世紀(終末時代)の時代思潮の現象である。はっきりしているんだよ。