ダークエネルギーと文先生のメッセージ(15)

② ダークエネルギー


 宇宙は、ビッグバンの余韻で膨張し、時間が経つにつれて宇宙の膨張スピードは穏やかになると考えられていました。しかし、1998年、Ia型超新星の観測によって、宇宙は加速膨張していることが分かり、天文学、物理学に衝撃が走りました。宇宙の未来の考え方が大きく変わった瞬間であり、宇宙を加速膨張させている「ダークエネルギー」の存在です。ダークエネルギーは、空間が持つエネルギーと考えられ、3つの仮説があります。


「ハッブルの法則」エドウィン・ハッブル (1889年11月20日 - 1953年9月28日)
・ほとんどすべての銀河が、地球から遠ざかっている
・遠い銀河ほど速く遠ざかっている

仮説1 空間が重力に反発する作用を持つ
仮説2 空間からエネルギー粒子が生まれては消える
仮説3 宇宙そのものに未知のエネルギーがある


       


【文鮮明先生のメッセージ】 加速膨張する宇宙は、愛の力が増大しているという理論


・愛は、動けば動くほど小さくなるのではなく、大きくなっていくものだからです。力学世界での自然現象は、動けば動くほど、作用すれば作用するほど小さくなるでしょう? 自然世界は、動けば動くほど小さくなるのですが、真の愛の世界は、動けば動くほど大きくなっていきます。神様がそれを御存じだったので、真の愛を中心として創造を始めることができたのです。【天聖教 宇宙の根本】


・本来「力」とは、作用すれば減少するのですが、愛の力だけは作用すれば強くなります。【天聖教 宇宙の根本】


・概念とは何でしょうか。哲学者たちも、宇宙の根本概念がどこから出てきたのかということを知りません。真の愛! 神様もなぜ存在するのかといえば、愛ゆえに存在するのです。愛ゆえに神様が必要であり、愛ゆえに神様がいらっしゃるのです。神様も愛のために生まれたのです。それゆえに、宇宙が存在する前に愛の概念があったというのです。この愛の概念の完成は何かというと、雄と雌、陽性と陰性がなければならないということです。存在するすべてのものは二種類の類型があります。【宇宙の根本】

×

非ログインユーザーとして返信する